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長善寺(ちょうぜんじ)は、東京都新宿区四谷にある曹洞宗の寺院。 == 歴史 == 同寺は、甲斐国(現在の山梨県)の戦国大名・武田信玄の家臣であった高坂昌信が天正3年(1575年)に建てた庵を起源とするが〔、開山の憐学は寛永9年(1632年)に没していることから、それまでには寺院として成立していたものと思われる〔。 以上のことから同寺は、江戸幕府により寛永11年(1634年)以降に四谷の地に寺院が多く移る前から、同地に開かれていた寺院ということになる〔。 長善寺は別名笹寺とも呼ばれ、これは二代将軍の徳川秀忠ないしは三代将軍徳川家光のどちらかが名づけたとも言われているが、確証はない〔。いずれにしても境内に笹が繁っていたことに由来するという見方が有力である。 本尊の釈迦如来像は元禄年間の作で〔、寺宝となっている「めのう観音」(新宿区指定文化財)は徳川秀忠の念持仏であったとも伝わる〔〔新宿区教育委員会掲示板〕。 また、同寺には「四谷勧進角力始祖」と刻まれた大きな石碑がある。これは江戸時代の伝説的な力士・明石志賀之助が寛永元年に境内で6日間の相撲興行をしたのを記念して作られたものである〔。 同寺の墓地には、江戸時代に活躍した国学者の林国雄や、その子林甕雄、さらに孫の林甕臣、同じ国学者で畠山梅軒と孫の畠山如心斎などの歴史的な人物の墓がある〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「長善寺 (新宿区)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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